−ガクブチを立ち上げた理由を教えて下さい。−
三年間立教大学演劇研究会(注1)に所属していてそこを引退した際に、今まで、ゲキケンでは安定した集客の中でお金を取らずお芝居をしていた。 しかし、「無料だから見に来た」では無く、お金をとっても「お金を返せ」と言われない公演をしたいというのを共同主催の久湊と話したのがきっかけです。 注1:立教大学の公認サークル。通称ゲキケン。 −前回公演の「おだいじに。」はどんな公演でしたか?− 始まるまえは無我夢中でした。演劇になじみの無い人達を呼びたかった。どうしても、映画とかに比べて敷居が高いので、自分の周り含めてどんな反応が帰ってくるのか、怖いもの見たさ半分で打った公演でした。 |
−第二回公演を決めた理由は?−
第二回っていうと旗揚げほどの人は来てくれない、かもしれない。前は興味本位で来てくれた人が今回も見に来たいと言ってくれるのかそこが見たくて第二回公演を決めました。 −ガクブチの脚本・演出を務める久湊有起ってどんな人物ですか?− 人間的にひねくれてる(笑)白米があった時に普通の人は「美味しそう。」というところで彼はまず「産地はどこ?」と尋ねるタイプですね。そんな性格が演劇にも現れていると思います。そこに異質さみたいなものを持った演出だと思います。 −みどころ等あれば!- 前回は「個性」をテーマにして、シチュエーションが精神病棟。完全に別世界というのが前提だった。今回は「ネット」がテーマ。ネットのリアルさ、自分でも体験するかも知れない事が前回との大きな違いですね。 次はこの役者! |